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「母がこんなにたくさんお薬を飲んでいるんですが、大丈夫でしょうか…?」 ―――大きな手提げ袋にぎっしりと10種類の薬が入っています。 相談に見えたのは76歳の母親を心配する娘さん。 病院で「乱暴」に処方されるお薬については以前にも書きました。 もぐらたたき 飲まない薬 見えない手錠 愛する家族にうてますか? 汚染された製剤 さて、一体どうしてこんなにたくさん飲むようになったのでしょう? おおよその様子はこんな所でしょうか―――。 お母さんは以前から血圧が高めなので血圧のお薬は飲んでおられます。 そこに「膝が痛いのですが…」という「ささやか」な訴えから始まりました。 1 主治医はその訴えに対して、 消炎鎮痛剤「ボルタレン」を処方しました。 2 鎮痛剤で胃を荒らしていけないということで、 胃粘膜保護の制酸剤として「マーロックス」 3 さらに胃潰瘍の予防に、 「オメプラゾン」が処方されました。 4 また、お腹も張ってゴロゴロするようなので、 「ガスコン」が足されました。 5 しばらくすると「ボルタレン」のせいでオシッコが減り、むくんできたので 利尿剤「ラシックス」が追加されました。 6 ところが「ラシックス」のせいで尿酸値が高くなってしまい、 「ザイロリック」で尿酸値を抑えることになりました。 7 さて、もともと血圧が高めですので、 「インデラル」と 8 血管を広げて血流を良くする 「ニトロール」をのまれていました。 9 ところがお年寄りにはお薬がよく「効いて」血圧が下がりすぎたのでしょう。 なんとも気分が優れない……という訴えに、 安定剤「デパス」と 10 抗不安薬「ジアゼパム」がセットで処方されました。 以上で10種類の「ブレンド」完成です。 お母さんはお医者様のお薬だからときちんとお飲みになっていました。 もう2年になるそうです。 いったい本当に必要なお薬は何なんでしょうか―――。 追記 娘さんには主治医と相談してお薬を「整理」するようにすすめました。 「必要なら私からも連絡しましょうか」といいましたが、 主治医と「摩擦」になることを心配されている様子でした。 |
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